Make the best 迷いを気付きにかえるベストなメディア

審査なしのカードローンはある?審査の重要性を把握して安全な借入を

2023.12.25
審査なしのカードローンはある?審査の重要性を把握して安全な借入を

カードローンでお金を借りたいけれど、契約には審査があるものです。審査に通る自信がないと、審査なしだったら気が楽なのに、と思ってしまうでしょう。

しかし、審査なしで貸してくれるカードローンはありません。闇金などなら審査なしで気軽に借りられますが、それは安全な方法ではありません。

審査なしというわけにはいきませんが、カードローンの中にも、比較的審査に通りやすいカードローンもあります。この記事でどのようなカードローンがあるか紹介します。

また、カードローンにはなぜ審査があるのか、理解しておくことも大切です。無職だとなぜお金を借りられないのか?闇金からお金を借りるとどうなるか?についても知っておきましょう。

この記事の目次

審査なしのカードローンはない!審査があるのは正規貸金業者である証

カードローンでお金を借りるには審査が必須です。審査なしのカードローンは存在しないことを明確に理解することが重要です。カードローンにはなぜ審査が必要なのか、把握しておきましょう。

貸金業法による審査義務

SMBCモビットやプロミス、アコムなど、テレビコマーシャルでもおなじみのカードローンは消費者金融カードローンです。消費者金融は貸金業法という法律のもと、サービスを提供しています。
貸金業法では、契約の際には申込者の収入や借入状況、返済能力、信用などに関する調査をすることが定められています。このような審査を通過した人だけにお金を貸すことで、過剰に貸付をしないようにしています。違反すれば、業務停止などの重い罰則を受けるリスクがあるのです。

そのため、無職やニートといった収入なしの人は、カードローンの審査に通ることは難しいのです。しかし、収入がないからといって必ずしも審査に通らないわけではありません。その詳細な条件や審査基準について、以下で詳しく解説します。

貸金業者は申込者の返済能力を確認したい

法律で審査が義務付けられているということもありますが、貸金業者としても返済してもらわないと経営が成り立たないため、確実に返済してもらえるかどうかを見極めたいというのが真の理由です。
収入に関して、年収が高額でも収入にない月があると、審査が通りにくくなることが知られています。そのため、フリーランスや契約社員などの場合、収入の安定性や継続性が重視されることが多いのです。

また、過去の金融事故の履歴も重要な判断材料となります。金融事故とは、過去に返済の遅延や債務整理を行ったことを指します。これらの事実がある場合、審査に通りにくくなる可能性があります。

総量規制を超える融資はできない

消費者金融などの貸金業者は総量規制を超える融資はできません。総量規制とは、年収の3分の1以上の貸付はしないという法律で決められています。
しかし、この総量規制の対象外となるケースも存在します。

例えば、住宅ローンや公的融資、一部の信販系カードローンなどは総量規制の対象外となります。そのため、総量規制の範囲内であるかどうかを正確に判断するため、他社からの借入金額を含めた合計の借入金額を確認する必要があります。

審査なしではないが審査対策がわかりやすいカードローンをおすすめ順に紹介

審査なしのカードローンはありませんが、審査に通りやすいカードローンはあります。審査に通りやすいと考えられる理由は、

  • 審査通過率が低すぎない
  • 利用目的を問わない
  • アルバイトや派遣社員でも申し込み可能
  • 利用者数が多い
  • 在籍確認を電話連絡以外で行う

といった点です。

在籍確認を電話以外の方法、例えば書類などで行うカードローンもあります。書類だから甘くなる、というわけではありません。

電話連絡の場合、休日で在籍確認ができない、個人名での電話に対応できないなど、審査が中断してしまうケースがあります。書類など電話以外の方法であれば、在籍確認がスムーズにいきやすく、即日融資もしやすいということです。

上記の点を踏まえて、審査に通りやすいと考えられる消費者金融カードローンを紹介します。

SMBCモビットはスピーディな融資と高めの審査通過率が魅力

SMBCモビットの成約率の平均は38.7%(参考:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標(2022年3月期))。審査通過率は40%近い数字です。会員数は2022年3月現在で57万人。知名度も高く、多くの人が利用しているカードローンです。

公式サイトの簡易審査結果は10秒で表示。審査通過できるかどうかの参考になるでしょう。web完結による申し込みなら、在籍確認の電話連絡も行いません。

Web完結申込には、

  • 指定銀行口座(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行)を持っている
  • 社会保険証もしくは組合保険証を持っている

といった条件があります。指定銀行口座がある人にとってはWeb完結申込が可能で在籍確認も電話連絡なしで、より審査が通りやすいカードローンと言えます。

SMBCモビットの審査は最短で30分。スピーディな融資も可能です。

プロミスは勤務先への電話による在籍確認がない

プロミスの成約率の平均は38.7%(参考:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標(2022年3月期))。アルバイトやパート、派遣社員、契約社員といった雇用形態に関係なく、主婦でも学生でも仕事をしている人なら申し込み可能です。勤務先への電話による在籍確認もありません。

プロミスの上限金利は17.8%と他社と比べて低金利です。金利は低い方が返済しやすいもの。カードローンを選ぶ際には、金利は重要なポイントとなります。30日間無利息期間サービスもあり、プロミス側としては利用しやすいサービスを充実させています。

公式サイトには「お借入れシミュレーション」があり、3つの項目を入力するだけで借入可能かどうかを知ることができます。最短即日融資も可能なプロミス。プロミス審査の指標として、審査通過できるかどうかまずはチェックしてみましょう。

アコムははじめての人でも利用しやすい

アコムの新規貸付率は、38.1%(参考:アコム株式会社「Monthly Report2022年8月末」)。会員数は152万7千件(2022年6月末現在)です。在籍確認の電話連絡も原則ありません。もし電話連絡が必要な場合でも、申込者の同意を得てから行います。

アコムの特徴として、はじめての人でも利用しやすい点が挙げられます。知名度が高いのもその一つですが、

  • 最短30分で借入可能
  • 契約翌日から30日間は金利0円で借入できる
  • 返済期日が35日ごと、毎月指定日から選択できる

など、利用しやすいサービスを充実させています。女性専用ダイヤルもあり、不明な点があれば相談できます。審査前に相談をすることで疑問点や不明点を解決できるのもメリットです。

アイフルは原則在籍確認なしで無利息期間サービスがある

アイフルの新規契約率は32.9%(参考:「アイフル株式会社 2022年3月期 決算短信」)。審査通過率としては若干低めですが、20代を中心に60代まで幅広い年代の利用者がいます。

正社員だけでなく、パート・アルバイトの人も20%以上(参考:アイフル公式サイト「こんなお客様にご利用いただいています」)。正社員でなくては審査に通らない、ということはありません。

原則、申し込みの際に自宅や勤務先への連絡もしません。最短で即日融資も可能です。WEBで申し込んだ後、フリーダイヤル(0120-337-137)に電話をすれば審査時間を短縮することもできます。

はじめて申し込みする場合、契約した翌日から最大30日間利息0円サービスも実施しています。

アルバイト、パートの方におすすめのクレジットカードはこちら、アルバイトおすすめクレジットカードをご覧ください。

闇金など悪徳業者には注意が必要。そのリスクを解説

審査に通りやすいとはいえ、審査があるのは不安、または審査に落ちてしまった、という場合、闇金からの借入を考える人もいるのではないでしょうか。

闇金なら在籍確認なしで、借りたいだけお金を貸してくれるかもしれません。他社からの借入が多くても、借入できる可能性もあります。しかし、闇金などの悪徳業者の利用はおすすめしません。

闇金は高金利の場合が多い

業者によっては、トイチ(10日で1割の利息)、トサン(10日で3割の利息)など、法外な利息がつきます。トイチで10万円を借りたら10日で1万円の利息です。それがトサン、トゴ(10日で5割の利息)などといったことになれば返済しきれなくなってしまうでしょう。

消費者金融などの貸金業法では金利にも上限が決められています。法律では、貸付額に応じて15~20%。10万円~100万円未満の場合は年率18.0%です。10万円借りても1ヵ月で利息は1,479円です。

闇金は取り立てが厳しい

返済が遅れる、できないとなれば、厳しい取り立てをする業者も少なくありません。1日に100回近い電話やメール、会社や自宅への取り立てなども行われます。暴言などもあり、精神的苦痛を味わうことになるでしょう。

取り立ての対象は本人だけとは限りません。保証人となった家族や友人にまで及びます。迷惑をかけるだけでなく、家族や友人との関係性にも悪影響を与えるかもしれません。

貸金業法では取り立て行為も禁止されています。そのため、万が一返済が遅れても、自宅や会社に取り立てが来る、暴言を吐くなどの行為はありません。返済に遅れそうな場合は、相談にのってくれる消費者金融カードローンも多くあります。

闇金は返済に苦しめられる

先に述べたように、闇金は高金利です。短期間で高い利息を払わなければならず、返済が遅くなるほど、返済額はすぐに大きくなります。総量規制なども関係ないので、申込者が借りたい金額を貸してくれるかもしれません。

しかし、借入金額が大きいほど、返済総額は増え、利息は膨らみ返済できなくなります。

消費者金融カードローンでは、総量規制を守った貸付を行うため、貸付する上限金額はおのずと決まります。「これだけしか借りられない」と思うかもしれませんが、返済のことを考えたうえでの貸付で、過剰貸付をすることはありません。

闇金が使いがちな表現の種類

闇金は法律に関係なく、お金の貸付をする業者です。貸金業登録も行わず、高金利での貸付や悪意のある取り立てなどを行います。

近年では、一見「闇金」とはわからないように営業をしているケースがあります。

  • クレジットカードの現金化
  • SNS闇金
  • 個人間融資
  • 在籍確認や収入証明書なしで借入可能
  • ブラックでも借入可能
  • 年金を担保に借入可能

以上のような広告やDMには注意しましょう。特に近年ではLINEやTwitterなどを利用して融資をする悪徳業者が増えています。対面の必要がないので、気軽に借りてしまうケースが多く、返済できないとLINEなどに取り立てメッセージが流れ続けるのです。

中には個人間融資という言葉を使って融資をすることもあります。個人名なので闇金とはわからず、気軽にお金を借りてしまう人も多いのです。審査なしで簡単にお金を貸してくれるという業者は利用しないようにしましょう。

カードローンの審査に通りやすくする方法

カードローンの審査を通りやすくするには、安定した収入が継続してあること、無理のない返済ができると判断されることが必要です。そのためには、以下の点に注意しましょう。

  • 短期の仕事なら長期の仕事に就く
  • 他社からの借入は減らしておく
  • カードローンやクレジットカードなどの返済を延滞しない
  • 融資希望額は必要最低限にしておく
  • 提出書類に嘘は書かない

カードローン会社から安心して貸付ができる、と信用をしてもらうためにも、上記のような対策をして審査に臨みましょう。

具体的には、以下のような対策が考えられます。

  • 短期の仕事をしている場合は、正社員や公務員への転職を検討する
  • 他社からの借入がある場合は、借入額を減らすために、繰り上げ返済や他社への借り換えを検討する
  • カードローンやクレジットカードの返済を延滞している場合は、早めに完済する
  • 融資希望額を決めるときは、収入と支出をしっかり計算して、無理のない金額にする
  • 提出書類は、正確に記載するために、事前によく確認する

これらの対策をしっかりと行うことで、カードローンの審査に通りやすくなるでしょう。

また、審査に落ちてしまった場合は、落ちた理由をしっかりと確認し、対策を講じることが大切です。審査担当者に相談することも有効です。

【Q&A】審査なしカードローンのよくある質問に答えます

審査なしのカードローンを探している方々の疑問や質問について、詳しく解説していきます。このセクションでは、そのメリットやデメリット、注意点について専門的な視点から解説します。

審査なしのカードローンとは何ですか?

審査なしのカードローンとは、融資を受ける際の信用情報や返済能力の審査を省略したカードローンを指します。通常、金融機関は顧客が借入金を返済できる能力があるかを確認するために審査を行いますが、審査なしのカードローンではこのプロセスが省かれています。

ただし、注意点として全く審査なしで融資を行う金融機関は基本的に存在しないということです。法律では貸金業者は顧客の返済能力を審査する義務がありますので、審査が甘い、あるいは簡易的な審査しか行わない業者は存在しますが、全く審査を行わない業者は信頼性に問題があると考えられます。

審査なしのカードローンは本当に存在しますか?

通常、信用情報機関による信用審査はカードローンの基本的な要件となります。この審査は、金融機関が借り手の返済能力を評価するためのもので、クレジットリスクを管理する上で重要な役割を果たします。

信用審査は、リスクマネージメントの一環であり、金融機関が不良債権のリスクを低減するための手段です。したがって、審査なしのカードローンを提供することは、通常は極めて困難です。

法規制により、貸出を行う際には必ず審査を行うことが求められています。特に、貸金業法では、貸し出しの際には借り手の返済能力を確認することが義務付けられています。審査なしのカードローンがあった場合、それは法令に違反する可能性があるという視点からも注意が必要です。

審査なしのカードローンは信用できますか?

審査なしのカードローンに対する信用性については、大きな疑問があります。信用審査は貸出しのリスクを把握し、借り手の返済能力を評価するためのものです。審査がないということは、貸し手がそのリスクを適切に評価していない可能性があります。

その結果、高金利や厳しい返済条件を課すことでリスクを補おうとする場合があり、借り手側にとっては負担が大きくなり得ます。また、審査を省略することは法令違反であるため、それを掲げる企業自体が不正な事業を行っている可能性も考えられます。

金融商品は、信頼性と透明性が非常に重要です。したがって、明確な信用審査プロセスを持つ、信頼できる金融機関から借り入れを行うことをお勧めします。

審査なしのカードローンにはどんなリスクがありますか?

審査なしのカードローンにはいくつかのリスクがあります。その一つは、審査なしを謳う業者は法律を無視した違法な業者である可能性が高いということです。これは、全く審査をしないで貸し付けをするという行為自体が、貸金業法や金融商品取引法に違反する行為だからです。

また、違法な業者から借入を行うと、法外な利息を課せられる可能性があります。さらに、返済が難しくなった場合、違法な取り立てをされる可能性もあります。したがって、審査なしのカードローンには十分な注意が必要です。

審査なしカードローンで借入できる金額はどのくらいですか?

通常、審査を通過することで金融機関は借り手の返済能力を把握し、それに基づいて貸出可能な金額を設定します。審査がない場合、金融機関は借り手の返済能力を正確に評価できず、貸出額に対するリスクが高まる可能性があります。

その結果、審査なしのカードローンでは、貸出金額が一般的なカードローンよりも低く設定されることが予想されます。一方で、極端に高い貸出金額を提示する業者については、高リスクな状況になり得るため注意が必要です。

また、貸金業法では、所得の3分の1以上の借入を規制する総量規制があります。この総量規制は、消費者を過度な借金から守る目的で設けられています。審査なしのカードローンであっても、この法規制は適用されます。

審査なしカードローンの金利は高いのですか?

審査なしのカードローンに関して一般的に言えることは、金利が高くなる傾向があるということです。これは、金融機関が返済リスクをカバーするために、高金利を設定する場合が多いからです。

信用審査によって、金融機関は借り手の返済能力や信用情報を評価します。審査なしの場合、金融機関は借り手の情報を完全には把握できず、その結果、返済リスクが高まります。そのリスクをカバーするために、金利が高く設定されることが多いのです。

ただし、金利が法的な上限(年20%)を超えている場合、それは違法です。したがって、審査なしのカードローンを利用する際には、契約内容を十分に確認し、適正な金利が適用されていることを確認することが重要です。

審査なしのカードローンはどうやって見つけることができますか?

一般的に、完全な審査なしのカードローンは存在しないため、探すこと自体が困難であり、またリスクも高いです。審査の甘いカードローンを探す際には、各金融機関のウェブサイトや口コミ情報を参照すると良いでしょう。ただし、審査が甘いからといって無闇に借入をするのは避け、返済能力をしっかりと見極めることが大切です。

審査なしのカードローンの申し込みはどこでできますか?

審査が甘いとされるカードローンの申し込みは、大手の金融機関のウェブサイトや店舗で行うことができます。ただし、審査が甘いというだけで、適切な返済計画を立てずに申し込むことは避けるべきです。また、審査が甘いとされる業者でも、しっかりとした金融機関が運営しているか、利息や手数料が法律の範囲内であるかなどを確認することが大切です。

審査なしカードローンのデメリットは何ですか?

審査なしカードローンの主なデメリットとして、金利が高めに設定されることや、違法な業者に騙されるリスクがあることが挙げられます。また、信用情報を確認しないため、返済能力を超えた借入を行ってしまう可能性もあります。

金利が高くなることは、返済負担が増えるだけでなく、返済が滞ると遅延損害金が発生し、さらなる負担につながります。また、法的な上限を超える金利を設定している業者も存在します。

違法な業者に関しては、無許可で貸金業を行っている場合や、法令に違反する高金利を設定している場合があります。これらの業者から借入を行うと、後で大きなトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

また、返済能力を超えた借入を行ってしまうと、返済が困難になり、最悪の場合、自己破産や過払い金請求などの問題に発展する可能性があります。借入を行う前に返済能力を確認し、無理な借入を避けることが重要です。

審査に通りやすいカードローンで安全に借入をしよう

貸金業法を守って貸付をしている消費者カードローンにおいては、審査なしでお金を貸してくれるところはありません。しかし、審査があるからこそ、安心して借入・返済ができるのです。

審査なしで借入できる闇金などの悪徳業者は、簡単に借入はできますが、高金利で取り立てなども厳しく、精神的負担がかかるものです。

カードローンの中には審査はありますが、審査に通りやすいものもあります。それぞれの特徴を把握すると同時に、審査落ちしないよう対策を立てて審査を受けてみるとよいでしょう。

関連記事